猫の自動給餌器で多頭飼いにおすすめはどれ?6社を比較し違いを徹底調査!

猫ちゃんのパワーバランスやカースト制度によって餌を横取りされてしまう!

外出が多く置きエサにするのも衛生面でもよくないし、湿気って香りもなくなり食いが悪くなってしまう・・。

そんな時に便利なのが受け皿が2つ以上あり横取り防止の仕切り板がある多頭飼いに適した自動給餌器です。

この記事では猫ちゃん向けの多頭飼いに適した自動給餌器の機能や選び方から人気メーカー6社の商品を比較しておすすめ品をご紹介します。

[人気・おすすめメーカー]

・PETLIBRO
・HoneyGuaridan
・WellToBe
・Espelho
・XAOLAI
・ROJECO

多頭飼いに向いている自動給餌器の選び方

多頭飼いに適している自動給餌器の機能や条件としては3点あります。

1、フードタンクが大容量のもの

2、受け皿が2つあるもの

3、猫餌横取り防止の仕切り板があるもの

1、フードタンクが大容量のもの

2匹以上の猫ちゃんを飼っていると餌の減りが早くなるので、フードタンクにたくさんエサを貯めておけるものがおすすめです。

多頭飼い向けの自動給餌器のフードタンク容量は3.5L、4L~6Lのものが多いです。

容量に対して何グラムのエサが入る?

この容量なんですが、何グラムの量のドライフードを入れておけるのか?という疑問に対しての答えはざっくりと容量(L)の35%~50%のグラム数となります。

ただし、入れるドライフードの形状や大きさによっても入るグラム数は変化しますが・・。

容量の半分未満くらいのドライフードが入るんだ!という覚え方が簡単だと思います。

PETLIBRO(ペットリブロ)というメーカーの自動給餌器の商品説明では、1食(1ポーション)=20mlとなっています。

1ポーションは7gです。(1ポーションの定義はg数の誤差が少々あるので10g以下くらいと覚えておくとよいです)

なので、1リットル(1000ml)あたり7g(20ml)×50=350gという計算になります。1ポーション=10gと考えると10g(20ml)×50=500gとなります。

この計算によりだいたい1リットルの容量に対して35%~50%のドライフードが入る計算です。

成猫1日で何グラムのドライフードを与える?

成猫の猫ちゃんは1日に何グラムのドライフードを与えればいいのか?についてですが、これもざっくりと体重の1/100のグラム数という覚え方が簡単です。

例えば、体重4kgの猫ちゃんであればざっくりと40gの量のエサです。

実際のところは今与えているキャットフードのパッケージに1日に与える適正量が表記されていますのでそれを目安に与えるとよいです。

体重の1/100はざっくり計算ですので実際のキャットフードのパッケージの表記のグラム数とはズレてくるとは思います。

4Lの容量の自動給餌器だと猫ちゃん3匹で何日持つか?

体重4.5kgの3匹の猫ちゃんを飼っているとしてシュミレーションしてみましょう。

1匹1日あたりのエサ量を50g(体重の1/100g)だとした場合、3匹だと1日150gです。

容量4Lだと2000g以下のドライフードが入る(容量Lの35~50%のグラム数)ので、10日(1500g)から13日(1950g)という計算になります。

自動給餌器には乾燥剤を入れる場所があり、乾燥剤が入っているのですが、餌の鮮度や香りの面を考慮して約2kgのフードを一気に入れるよりかは、適量をフードタンクに貯めておくくらいが丁度よいかと思いますので、仮にMAX入れた場合は4Lの容量で猫ちゃん3匹で10日くらい持つよといった感覚です。

2、受け皿が2つあるもの

猫ちゃんの多頭飼い向けの自動給餌器には餌の受け皿が2つ付いているという特徴があります。

ツインタイプ、ダブルタイプと呼ばれていたりもします。

フードが出てくる滑り台の部分(シューター)が二股に分かれていて、右と左で1つずつお皿が分かれていてカリカリのエサが盛られるといった感じです。

多頭飼いに適した自動給餌器で一般的なのがこのツインタイプで、隣り合わせに受け皿があります。

猫餌横取り防止 お皿が離れているタイプ

HoneyGuaridanというメーカーの自動給餌器は、受け皿の位置が隣り合わせではなく反対方向に設置されているタイプです。

気休め程度かもしれませんが、受け皿が隣り合わせタイプよりかは離れているタイプの方が弱肉強食のエサ取り合戦の発生率を押さえれるかもしれません。

猫餌横取り防止 3皿タイプ

XAOLAIというメーカーの自動給餌器は3匹の猫ちゃんに対応したトリプルタイプ。

受け皿が3つあります。

これ1台で3匹の猫ちゃんが同時にご飯タイムを迎えれます。

3、猫餌横取り防止の仕切り板があるもの

Espelhoというメーカーの自動給餌器は隣り合わせの2つのお皿の間に仕切り板が付いています。(高さは低いですが)

その部分を利用して高さと幅のある仕切り板のようなものを別途用意して固定することで横取り防止になるかもしれません。

ROJECOというメーカーの自動給餌器も隣り合わせの2つのお皿の間に仕切り板が付いています。(高さは低いですが)

Espelhoと同じく、その部分を利用して高さと幅のある仕切り板のようなものを別途用意して固定することで横取り防止になるかもしれません。

猫餌横取り防止 卓上パーテーション

自動給餌器対応の仕切り板ではありませんが、ダンボールや木材で手作りするか、卓上パーテーションといった仕切り板を用意してエサの横取り防止対策の1つの案として使えます。

また自動給餌器の受け皿の周りをBOX型として囲いを付けて覆ってしまうことで猫同士のエサの横取りを防止できるかもしれません。

自動給餌器ではありませんが、「猫は液体」というユーチューブチャンネルではラーメン屋の一蘭の方式を取っていたりもしますww

番外編、自動給餌器を2台以上導入する

飼っている猫ちゃんの数にもよりますが、受け皿が2つあるツインタイプ、ダブルタイプもしくはトリプルタイプ(受け皿3つ)1台で足りない場合は、2台導入するという選択肢もあります。

2台導入のメリット

ドライフードの種類を分けることができる

1台目・・・ドライフードA

2台目・・・ドライフードB

このようにドライフードの種類を分けることができます。

置き場所の分散で横取り防止

エサの横取り防止対策の1つとして効果的かどうかは分かりませんが、離して計2台置くことで横取り防止になるかもしれません。

仕切り板やボックスで囲うことで餌の横取りが解決するなら不要ですが・・。

2台導入のデメリット

2台なので2台分の購入代金がかかります。

ツインタイプ1台と、シングルタイプ2台ではどちらでも猫ちゃんの数は2匹対応ですが、シングルタイプ2台の方がコストがかかります。

多頭飼い向け自動給餌器 人気・おすすめメーカー

多頭飼いにおすすめの自動給餌器の人気モデルをメーカーごとにご紹介します。

PETLIBRO

[特徴や機能]

・フードタンクの容量は5L
エサの大きさや形状により何グラムのエサが入るかは変わります。ざっくりですがリットル数の35%~50%(リットルの半分未満)のエサの量が入るという感じです。

・ドライフードのサイズ
餌のサイズは直径2mm~15mm/0.07~0.6in(インチ)の範囲に対応。大きな餌はフードの出口が詰まる可能性があるので注意です。

・1日6回タイマー設定可能
1日6食(6回)のタイマー設定が可能。 1食50ポーションまでの量の設定が可能。(1ポーション=20ml=7gくらい)

・受け皿は2つ 多頭飼い対応
2個のステンレス製ボウル付きです。取り外しが可能なのでお手入れが簡単です。またフード量を調整する羽(シューター/滑り台)を動かすことで2つのお皿に振り分ける餌の量を調整できます。

・録音機能搭載
10秒間のメッセージを録音でき、録音再生回数は0〜5回まで設定可能です。餌をあげる時に録音再生をすることで猫ちゃんにご飯の合図ができます。

また慣れない自動給餌器に怖がっている警戒心の強い猫ちゃんにも安心感を与えれます。

仕事の帰りが遅い時、外出時、出張や旅行時、朝猫ちゃんに餌の催促で起こされる前に・・などの時のご飯の合図にこの録音機能が役立ちます。

・2WAY給電で停電時にも安心
5VのUSBアダプターが電源元です。それに加えてアルカリ単1形乾電池にも対応しています。乾電池をあらかじめ入れておくことで停電で家の電源が切れても自動的に電源が切り替わるので安心です。

・お手入れ簡単
給餌器から猫餌ベース、蓋、フードタンクの取付、分解、水洗いできます。また、トレイ部分とステンレス製フードボウルは簡単に取り外せるため、日々のお手入れも楽々。

・透明窓なので餌の残量確認が簡単
フードタンクの一部が透明窓になっています。そのためフードタンクの蓋を開けなくても外側から簡単にドライフードの残量が確認できるので便利です。

・カメラ付きとそうでないタイプがある
このPETLIBROの多頭飼いタイプはカメラ付きタイプもあります。カメラ付きなら猫ちゃんの姿が見れて外出先からも安心を得れます。カメラが付く分値段も高くななるので予算とご相談です

・スマホアプリ遠隔操作ありとなしのタイプがある
カメラ付きタイプのものだとスマホアプリ遠隔操作機能も付きます。カメラ付きでないものは遠隔操作機能も付きません。


PETLIBRO自動給餌器は通常タイプのものとグレードの高いカメラ&遠隔操作機能が付いたタイプの2種類あるということです。

グレードが高い分お値段も高くなっています。仕事で帰りが遅くなる人や外出が多い人はカメラやスマホ遠隔操作機能があるタイプがより安心感があると思います。

どちらのタイプも多頭飼い向けですのでその点は問題ありません。

HoneyGuaridan

[特徴や機能]

・フードタンクの容量は3.5Lと5Lタイプ
エサの大きさや形状により何グラムのエサが入るかは変わります。ざっくりですがリットル数の35%~50%(リットルの半分未満)のエサの量が入るという感じです。

・1日最大6回までタイマーセット可能
1日最大6回のタイマーが設定できます。1食=1ポーション=6gです。1食分=6gを0~24回分給餌スケジュール設定ができます。

・ドライフードのサイズ対応
直径2mmから15mmのドライフードに対応しています。この範囲を超える大きなフードは給餌口の詰まりの原因になるため、推奨サイズを守ることが重要です。

・録音機能付き
猫ちゃんの名前を呼んだり、食事の時間を知らせたりするための声を10秒間録音し、再生することができます。これにより、ペットに安心感を与えながら食事を促すことが可能です。

・受け皿が2つ付属
付属の2個のステンレスボウルは取り外し可能で、清潔に保つことが容易です。複数ペットの同時給餌も可能で、衛生的に使用できます。

・2WAY給電
電源アダプターと単一電池3本で動作するため、停電時も問題なく使用が可能です。安全のために二重の電源使用が推奨されています。

・お手入れ簡単
猫自動給餌器の各部品は水洗い可能で、日常の清掃が簡単に行えます。トップカバー、透明フードバケツ、そしてステンレスボウルを簡単に取り外して洗えるので、いつも清潔を保つことができます。

・カメラやスマホアプリの操作はなし
このモデルにはカメラ機能やスマホアプリによる遠隔操作の機能はありませんが、シンプルな操作性で日常的な使用には十分対応しています。


HoneyGuaridanの自動給餌器は3.5Lと5Lの2種類あります。容量が大きい5Lの方は少しお値段が上がります。

受け皿がそれぞれ反対方向にあるので、一般的な隣り合わせタイプではないのが特徴的です。

WellToBe

[特徴や機能]

・フードタンクの容量は4L
エサの大きさや形状により何グラムのエサが入るかは変わります。ざっくりですがリットル数の35%~50%(リットルの半分未満)のエサの量が入るという感じです。

・ドライフードのサイズ
推奨される餌のサイズは5mm~12mmの範囲です。この範囲を超えるとフードの出口が詰まる可能性があるため注意が必要です。

・1日6回タイマー設定可能
1日に最大6食までのタイマー設定が可能で、1食あたりの分量は5-8gです。各食は0~48回分量まで設定可能です。

・受け皿は2つ 多頭飼い対応
2個のステンレス製ボウルが付いており、取り外しが可能なのでお手入れが簡単です。さらに双方向ディスペンサーを使って、餌を2つのお皿に均等に振り分けることができます。

・録音機能搭載
10秒間のメッセージを録音でき、餌をあげる時に録音を再生することで猫ちゃんに食事の合図ができます。また、猫ちゃんが自動給餌器を怖がっている場合にも安心感を与えることができます。

・2WAY給電で停電時にも安心
ACアダプターおよび単一型乾電池4本からの給電が可能です。乾電池を入れておけば停電時でも問題なく動作します。

・お手入れ簡単
給餌器の蓋、フードタンク、ステンレスボウルが取り外せる設計で、日常の清掃が容易に行えます。

・スマホアプリ遠隔操作
専用の「Smart Life」アプリを通じて2.4GHz WiFiで給餌器を遠隔操作することが可能です。出張や旅行中でもペットの食事管理が行えます。

・カメラなし
このモデルにはカメラ機能は付いておらず、遠隔からペットを見ることはできません。


PETLIBROやHoneyGuaridanの自動給餌器にスマホアプリ遠隔操作機能が付いた感じの性能です。


・Espelho
・XAOLAI
・ROJECO