日本では12月25日のクリスマスが終わり翌日になるとクリスマスツリーを片付けてしまうものですよね。
すぐに片付けてしまうのはなんだか寂しい・・・ということで、
・クリスマスツリーはいつまで飾っておくものなのか?
・片付ける日はいつか決まっているのか?
ということをふと疑問に思ってしまうこともあると思います。
この記事では、クリスマスツリーの片付けはいつやるものなのか?ということについて日本とアメリカを比較して紹介したいと思います。
クリスマスツリーを片付けるのはいつ?
日本・・・26日くらいに片付ける家庭が多いかと
(大晦日は29日もしくは30日なので、28日には片付けるのが1つの目安といえそうです。)
アメリカ(海外)・・・1月7日に片付ける
「え?アメリカって1月6日まで飾るの?」
と驚いてしまいましたか?
日本人の感覚からすると1月6日はお正月でクリスマスはとっくに終わっているはず・・。
クリスマス=イエス・キリストの誕生を祝う日なので、キリスト教で使われる教会暦(きょうかいれき)というものが関係してきます。
教会暦では12月25日は主の降誕(こうたん)と呼ばれていてイエス・キリストの誕生を祝う日です。
1月6日は公現祭(こうげんさい)と呼ばれ、東方の三博士(さんはかせ)という3賢者がこの世に誕生したイエス・キリストの元を訪れた日とされています。
この12月25日から1月6日はクリスマスの12日間(12 days of Christmas)といわれていて、ようはこの期間がアメリカ(海外)ではクリスマスなのです。
そのためアメリカでは1月6日までクリスマスツリーを飾り、翌日に片付けをします。(1月中まで片付けをしないこともあるようです)
こちらの記事では、クリスマスツリーはいつから飾るのか?ということを紹介していますが、
その日(2017年は12月3日)から飾り始めるのはいいとしても、さすがに日本ではお正月にクリスマスツリーは不自然なため出して置けませんよね(汗)
クリスマスツリーは28日まで飾ってOK?
一応、定義としては日本の太陰太陽暦(たいいんたいようれき)という暦では、大晦日は12月29日もしくは12月30日となっています。
また、正月飾り(門松、しめ縄、鏡餅)は28日までに飾る、それができなければ29日は避け30日に飾るという目安があります。
(29日の9は苦とされ縁起が悪い、31日は一夜限りとされ縁起が悪いそうです。)
これらの事を考慮すると、12月28日までにクリスマスツリーを片付けるのを1つの目安とし、ギリギリまでクリスマスツリーを名残惜しむのもいいのでは(笑)
まとめ
日本とアメリカ(海外)ではクリスマスの期間に違いがあるため、クリスマスツリーを片付ける日にだいぶ差があることが分かりました。
ポイントは教会暦に基づいているという点です。
華やかなクリスマスツリーが活躍するのも1年に1回の短い期間だけなので、名残惜し場合は12月28日ギリギリまで飾って楽しんでください。