クリスマスの時期が近づいてくると、そろそろクリスマスツリーを飾らなきゃな~と思いますよね。
その時に疑問に思うことといえば、
「世間一般的にはいつからクリスマスツリーを飾り始めているのか?」
ということではないでしょうか?
この記事ではクリスマスツリーをいつから飾るのか(時期)について日本と海外を比較して紹介したいと思います。
クリスマスツリーはいつから飾り始める? 1つの目安があった!
日本・・・12月に入ってから(クリスマス1週間前など)
海外・・・11月30日に最も近い日曜日から(2017年の場合は12月3日)
「ん?11月30日に最も近い日曜日?」
なんだこれは?と思ってしまいますよね。
海外では教会暦(きょうかいれき)という、キリスト教で使われている暦(こよみ)があります。
この教会暦によると、待降節(たいこうせつ)と呼ばれるイエス・キリストの降臨を待ち望む重要な期間があるのです。
待降節(たいこうせつ)=11月30日に最も近い日曜日から始まり、クリスマス・イブ(12月24日)までとされています。(12月25日にイエス・キリストが降臨する)
なので、海外では教会暦に従い11月30日に最も近い日曜日からクリスマスツリーを飾り始め、イエスキリストの降臨を待ち望むという1つの目安といえるべきものがあります。
この教会暦に従うと、2017年の場合は、12月3日ということになります。
[11月]
26日・・・日曜日(12月3日の方が近いのでこの日ではない)
27日・・・月曜日
28日・・・火曜日
29日・・・水曜日
30日・・・木曜日(この日を基準にして最も近い日曜日が待降節の始まりとなります)
[12月]
1日・・・金曜日
2日・・・土曜日
3日・・・日曜日(30日に最も近い日曜日です!)
海外ではこのような教会歴という考え方がありますが、日本ではそのようなものを意識している人は少ないと思います。
お出かけした時にお店や街がクリスマスムードになってきたのを見て「そろそろクリスマスツリー飾らなきゃ」と思ったり、クリスマス一週間前くらいから飾り始めるのが一般的ではないでしょうか?
教会暦という難しい話になってしまいましたが、これを子供に、
「11月30日に最も近い日曜日はいつかな?」
とカレンダーで確認させて、教会の暦だとこの日からクリスマスツリーを飾るんだよ~と教えるのもいいですね!
カレンダーでクリスマスが来るまでを楽しむ方法とは?
今回のお話は、11月30日に最も近い日曜日がクリスマスツリーを飾り始める初日ということでした。
そして、この初日から12月25日の前日(つまり12月24日)までを教会暦では待降節(たいこうせつ)といい、イエス様の降臨を待ち望む期間というわけです。
この待降節(たいこうせつ)という言葉はアドベント (Advent) というものを日本語に和訳したもので、クリスマスまでのカウントダウンをするアドベントカレンダーというものがあるのをご存じでしょうか?
[アドベントカレンダーの画像]
12月1日から12月24日まで”1から24までの数字”が書かれた引き出し箱がついたカレンダーで、1日1個の引き出し箱を開けていきます。
引き出し箱の中にはチョコやキャンディーなどのお菓子や小さいおもちゃを入れて置き、子供が毎日箱を空けるが楽しくなります。
クリスマスツリーを出すことに加えて、このようなアドベントカレンダーを用意して、今年から子供と一緒にクリスマスまでのカウントダウンをしてみてはいかがでしょうか?
こちらの記事でアドベントカレンダーの手作りや通販サイトを紹介しています。