クリスマスにチキンを食べる由来は?ケンタッキーが関係していた!

ローストチキン クリスマス

ローストチキン

クリスマスといえばケーキに次いでの定番のご馳走と言えばチキン(鶏肉)ではないでしょうか?

クリスマスに骨付きの鶏もも肉を調理したり、あるいはオードブルやケンタッキーフライドチキンでフライドチキンを購入して食卓に出すという家庭も多いと思います。

しかしなぜクリスマス=チキンなのでしょうか?(クリスマス=七面鳥/ターキーだ!という方はごめんなさい)

この記事では、日本でクリスマスにチキンが食べられるようになった由来(理由)について紹介したいと思います。

クリスマスにチキンを食べるようになった由来とは?

フライドチキン

日本でクリスマスにチキン(鶏肉料理)を食べるようになった由来としては、ケンタッキーフライドチキン(KFC)が深く関係しています。

ケンタッキーフライドチキンは1970年に名古屋に1号店(日本店の第1号店)をオープンしました。(アメリカで1955年に会社が設立)

そして4号店5号店と名古屋以外のさまざまな地域で展開していくと、ある時に幼稚園側から

「子供のクリスマス会にサンタクロースの格好をしてフライドチキンを届けてほしい」

と頼まれました。

そしてこれが幼稚園の子供たちに大ウケしました。

「これは商売繁盛させるいいアイデアだ!」

とケンタッキーフライドチキン側は気づき、1974年からクリスマスキャンペーンを打ち出すようになりました。

そして、クリスマス=ケンタッキーフライドチキンとイメージが生まれ、その結果クリスマスという特別な日にフライドチキンを食べるという習慣が生まれました。

こうして、ケンタッキーフライドチキン社の営業戦略の結果、フライドチキンというアメリカの食べ物が日本でクリスマスにブームを起こしたというわけです。

ちなみに、日本ではクリスマス=チキン(鶏肉料理)ですが、海外では七面鳥です。

1921年にアメリカのインディアンとイギリスからアメリカに移住したキリスト教徒たちとの間で、農作物の収穫をお祝いする「感謝祭」という宴が開かれました。

この感謝祭をきっかけにして、イエス・キリストの誕生日を祝うクリスマスに七面鳥が食べられるようになりました。

 

まとめ

日本でクリスマスにチキンが食べられるようになった由来はケンタッキーフライドチキン(会社)の存在でした!

アメリカでは収穫の感謝祭というものが由来でキリスト教徒によってクリスマスに七面鳥を食べるという風習が生まれましたが、日本では企業の利益拡大戦略だったわけです。

子供に聞かれたら、フライドチキンというアメリカの食べ物が日本でクリスマスにブームになったからクリスマスにチキンを食べるようになったんだよーと説明しておきましょう。