クリスマスの時に出てくる代表的なご馳走といえば七面鳥(ターキー)を思い浮かべる人も多いと思います。
しかし、どういう理由でクリスマス料理=七面鳥になったのか?
我が家では”骨付きの鶏もも肉”は食べたことはあっても、七面鳥は食べたことがないという・・。
クリスマスに鶏肉は食べるけど七面鳥までは食べないという家庭は多いのではないでしょうか?
この記事では、どういった理由(由来)でクリスマスに七面鳥が食べられるようになったのか?について紹介したいと思います。
ちなみに、画像のような七面鳥の丸焼き(ローストターキー)は楽天、アマゾンなどの通販で購入できます。
こんなのが食卓に出てきたら子供はびっくり仰天ですね(笑)
クリスマスに七面鳥を食べる理由とは?
アメリカで農作物収穫の感謝を表すという理由(意味)で七面鳥を食べたことが始まりでした。
イエス・キリストの誕生を祝うという理由で食べられているわけではなかったのです!
ではなぜ収穫のお祝いだったものがクリスマスで七面鳥を食べるようになったのかというと・・・。
クリスマスに七面鳥を食べるようになった由来とは?
話は1620年に遡ります。
この頃にイギリスからキリスト教の人たちが北アメリカに移住してきました。
(※ピルグリム・ファーザーズと呼ばれるキリスト教徒たちです。)
しかし移住先のアメリカではイギリスから持ってきた農作物の栽培はうまくいかず、深刻な食糧難に悩まされ、翌年の1621年には半分の人たちは死んでしまいました。
そこに現れた救世主が、先住民のインディアン(ワンパノアグ族)でした。
インディアンは移住してきたキリスト教の団体(ピルグリム・ファーザーズ)にとうもろこしやかぼちゃなどの農作物の栽培法を教えたり、狩りの仕方を教えました。
そのおかげでピルグリム・ファーザーズは1621年は農作物の収穫があり、その収穫の感謝祭にインディアンを招き、その時にインディアンが持ち込んだ料理が七面鳥だったとか。
(食糧難で困っている時にインディアンが七面鳥を差し出したともいわれています。)
元々は農作物収穫の感謝(インディアンのおかげ)でキリスト教徒が食べた七面鳥が、イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスにと変化したわけです。
そして今では感謝祭=七面鳥の日といわれアメリカ、カナダの祝日となっています。
まとめ
クリスマスに七面鳥を食べる理由は「アメリカでの1621年の農作物収穫の感謝祭」をきっかけにして、キリスト教徒たちの手でイエス・キリストの誕生日(12月25日)に食べられるように変化したという感じですね。
発祥の地から離れるほど年月がたつほど、また伝わった先の国の文化で本来の意味がズレて(変化)きてしまった結果といえるのかな。(日本のハロウィンと同じ?)
なぜクリスマスに七面鳥を食べるのか?と聞かれたら、アメリカの感謝祭でキリスト教徒に伝わったんだよと簡単に答えておきましょう。
P.S
七面鳥のお肉は鶏肉と比べて臭みや脂肪分が少なく、たんぱくな味わいでいろいろな料理と相性がいいみたいですよ!