NE-MS4DとNE-MS4Cの最大の違いは調理メニュー数。選ぶポイントを解説!

NE-MS4D(最新)は、自動メニューの数が大幅に増加し、「ワンボウル調理」のレパートリーが拡充されています。

さらに、操作パネルの液晶が「ホワイトバックライト液晶」に進化しており、見やすさが向上している点が大きな違いです。

つまり「NE-MS4D(最新)」 は「NE-MS4C(型落ち)よりも機能、性能がアップした後継モデルということです。

NE-MS4D(最新)はレパートリー重視、時短・多彩な調理を求める方におすすめです。

NE-MS4Cは型落ち品ということもあり値段が安くなっているのでコスパ重視で「メモリー機能」を活用したい場合や余分な機能が不要な方に適しています。

メモリー機能とは、オーブンレンジで一度設定した温度や加熱時間、仕上がりの詳細(例えば温め温度や焼き加減など)を本体が記憶し、次回同じ調理をする際に設定を再入力せず素早く呼び出せる便利な機能です。

そして、両モデルとも、庫内容量(26L)、レンジ最高出力(1000W)、オーブン最高温度(250℃)、そして加熱方式(遠赤Wヒーター、1段調理)といった基本的なハードウェアのスペックはNE-MS4C(型落ち)と共通しています。

項目NE-MS4D(最新)NE-MS4C(型落ち)
自動メニュー数7751
取説掲載レシピ数6967
ワンボウルメニュー追加(野菜/スープ)従来メニューのみ
液晶表示ホワイトバックライト液晶グレー液晶(バックライトなし)
メモリー機能なしあり
本体質量約14.0kg約14.2kg
カラーブラック/オフホワイトブラック/ホワイト
価格(目安)44,000円前後38,000円前後
発売時期2025年9月2024年9月

NE-MS4Dの特徴・強み

NE-MS4D(最新モデル)は自動メニュー数の増加、ワンボウル調理メニューの追加、見やすさの向上といった点で型落ちモデルのNE-MS4Cよりも優れています。

たた、メモリー機能は型落ちモデルNE-MS4Cにしか搭載されていません。

自動メニュー数の増加(NE-MS4Cから大幅アップ)

NE-MS4Dでは、自動メニューの総数がNE-MS4Cに比べて大幅に増え、77種類となりました。この増加の核となっているのが、耐熱ガラス製ボウル一つでパスタや煮物などが作れる「ワンボウル調理」メニューの拡充です。

「やみつき野菜」や「スープ」といった新しいメニューが追加されており、「毎日の献立作りを楽にしたい」「コンロを使わず時短したい」というニーズに、NE-MS4Dの方がより応えてくれます。

操作部の視認性向上

NE-MS4Dでは、操作部の液晶にホワイトバックライト液晶が採用されています。これは、コントラストがはっきりし、暗いキッチンでもメニューや設定値が格段に見やすくなるというメリットがあります。

頻繁に使う家電だからこそ、この「見やすさ」は、日々のストレスを軽減する上で重要な進化点です。

ハードウェアの共通点と強み(型落ちでも優秀)

NE-MS4CとNE-MS4Dの共通点として、どちらも以下の優れた基本性能を持っています。

  • 赤外線センサー: 食品の表面温度を見て、お好みの温度にホカホカにあたためる機能が便利です。
  • トースト機能: 裏返しは必要ですが、食パンを一度に4枚まで焼くことができ、忙しい朝に活躍します。
  • コンパクト設計: カップボードへの設置を考慮した、奥行きの浅いコンパクトな設計です。

これらの基本機能は型落ちのNE-MS4Cでも十分に優秀なため、「あたためと簡単なオーブン機能があれば十分」という方には、NE-MS4Cも良い選択肢となります。

どちらを選ぶか判断ポイント

購入を検討されている方が「どちらを選ぶべきか」という迷いを解決するために、それぞれの注意点をご紹介いたします。

NE-MS4C(型落ち)を選ぶ際の注意点

  • メニューの少なさ: NE-MS4Dで追加された新しいワンボウルメニューは使えません。「最新の時短レシピに挑戦したい」という方は、メニューの少なさをデメリットと感じるかもしれません。
  • 液晶の見づらさ: バックライト液晶ではないため、明るい場所や暗い場所では、表示が見づらくなる可能性があります。

NE-MS4D(現行モデル)を選ぶメリット

  • レシピの幅広さ: 自動メニュー数が多く、特にワンボウル調理が充実しているため、平日の調理を大幅に手軽にしたい方にはメリットが大きいです。
  • 使いやすさ: ホワイトバックライト液晶により、誰にとっても操作がしやすくなっています。「家族みんなが使うので、わかりやすいものが良い」という方におすすめです。
  • 安心感: 最新モデル(現行モデル)であるため、製品保証期間のスタートが新しく、長く安心して使えます。

まとめ

パナソニックのオーブンレンジ「NE-MS4D」は、「NE-MS4C」の基本性能の良さを引き継ぎながら、自動メニューの増加と操作性の改善により、日常の使い勝手が向上したモデルです。

価格を重視し、基本的な機能があれば十分で、液晶の見やすさにこだわりがない方は、型落ちのNE-MS4Cを選ぶことで、非常にコストパフォーマンスが高くなります。

一方、「毎日の献立を自動メニューで楽に済ませたい」「暗い場所でもストレスなく操作したい」という方は、NE-MS4Dを選ぶことで、その利便性に満足できるでしょう。

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