ブリタカートリッジの新型と旧型の違いについて4点解説します。
交換目安の時期
新型・・・4週間
旧型・・・8週間
総ろ過水量
新型・・・150L
旧型・・・200L
生産国
新型・・・中国
旧型・・・ドイツ
除去物質の項目数
新型・・・15項目+α
旧型・・・15項目
以上が新型と旧型の違いの要点となります。
「旧型って使えなくなるの?」
「今使ってるポットに使えるの?」
このような疑問についても調べてみました。
ブリタマクストラ(旧型)とマクストラプラス(新型)の違いは?
ブリタのカートリッジの旧型と新型の違いは、先ほど挙げたように4点あります。
• 交換目安の時期
• 総ろ過水量
• 生産国
• 除去物質の項目数
旧型のカートリッジは新型よりコスパが良く、新型のカートリッジは旧型より不純物の除去性能が高くなっているという点が特徴的です。
交換目安の時期
旧型のマクストラは、交換目安が8週間に1回です。新型のマクストラプラスは、交換目安が4週間に1回になりました。
つまり、カートリッジを消費するペースが倍になりました。
これは、新型のカートリッジが、旧型よりも除去物質の項目数が増えて、その除去効果を十分に持続するために必要な措置だと言えます。
総ろ過水量
旧型のマクストラは、総ろ過水量が約200Lです。新型のマクストラプラスは、総ろ過水量が約150Lになりました。つまり、カートリッジがろ過できる水の量が50L減りました。
これも、新型のカートリッジが、旧型よりも除去物質の項目数が増えて、その除去効果を十分に持続するために必要な措置だと言えます。
生産国
旧型のマクストラは、生産国がドイツです。新型のマクストラプラスは、生産国が中国になりました。これは、ブリタの日本市場における需要の増加に対応するために、生産拠点を増やした結果だと言えます。
ブリタは、中国の自社工場でドイツの品質基準のもと製造しています。生産国が中国になったことで、品質や安全性に不安を感じる人もいるかもしれませんが、ISO 9001,ISO 14001およびISO 45001の認定取得をしてますので問題はありません。
除去物質の項目数
旧型のマクストラは、家庭用浄水器試験方法(JIS S 3201)による浄水性能15項目をクリアしています。
新型のマクストラプラスは、その15項目に加えて、旧型よりも除去物質の項目数が増えて、より安全性に特化しています。
新型のカートリッジには、ピュアパフォーマンスとエキスパートの2種類がありますが、除去物質の項目数に違いがあります。
項目数でみると新型のマクストラプラスピュアパフォーマンスの方が多く、マクストラプラスエキスパートの方が少なくなります。
しかしその代わりエキスパートはピュアパフォーマンスに比べて水垢が50%多く除去されるという結果が証明されています。
この結果、コーヒーやお茶・紅茶の味がまろやかに感じられ味を引き立ててくれます。また、イオン交換樹脂により、やかんやコーヒーメーカーでの石灰分の付着を防いでくれるというメリットもあります。
温かいコーヒーやお茶・紅茶をよく飲むという人は、エキスパートでろ過した水を沸騰させて飲むという飲み方がおすすめです。
ブリタカートリッジはどれでも使える?
ブリタカートリッジは、本体によって使えるものと使えないものがあります。以下のように分類できます。
マクストラプラス(MAXTRA+)=新型
ポット型浄水器とタンク型浄水器に対応するカートリッジで、横長のフォルムをしています。
このカートリッジには、ピュアパフォーマンスとエキスパートの2種類があります。
旧型のマクストラも同様です。
クラシック(Classic)
クラシックカートリッジ用のポット型浄水器に対応するカートリッジで、縦長のフォルムをしています。
マイクロディスク(MicroDisc)
ボトル型浄水器とカラフェ型浄水器に対応するカートリッジで、円盤状のフォルムをしています。
マクストラプラスは、クラシックカートリッジ用のポット型浄水器には使えません。
また、マイクロディスクは、ポット型浄水器やタンク型浄水器には使えません。
カートリッジの形状やサイズが異なるため、本体に合わせて選ぶ必要があります。